ロバのサイン会
今日も散歩してきました。
途中で、フェンスに洗濯ものを干してる所があってビックリでした。
まさかの女性用下着も干してた…。
唯一、長いこと続いてる趣味、読書記録も書くことないときにつけていこうかな。
<ロバのサイン会>吉野真理子 光文社
8種の動物が視点となってる話。
○女優のプライド…猫。TVに出る女優ねこ。ある時、元ご主人の家で収録することになる。リリアンの上から言葉がかわいい。
○波乗り5秒前…イルカ。イルカショーを頑張っているが、担当者が変わることになり、もう言うことを聞かないことを決意する。
○おれ、害獣…鹿。野生の鹿が、食べ物に困らないという奈良公園を目指し、そこで暮らす。
○生まれないたまご…イグアナ。パートナーと離れ離れになっても、たまごを生む。どこかのんびりな話し方なのが、いい。
○お値段100万円…犬。ティーカップトイプードル、絶対かわいいと思うのに、たらい回しになってる。
○アゲハひとりぼっち…蝶。さなぎから羽化する時に、人に保護され、少し早く羽化してしまう。ヤドリバエこわー。
○青い羽ねむる…インコ。命尽きようとしているのに、死にまっすぐなのが涙。
○ロバのサイン会…ロバ。TV企画の日本一周を記念してのサイン会。山田ちゃん。
どれも動物は温かいけど、出てくる人は悲しい状態が多い。
その対比もあるのかな?読んでいて心にしみました。
案外、動物は人間の言葉を分かってるのかもしれないなぁ。